9月20日に新木場スタジオコーストでシザー・シスターズの来日公演が行われました。
エンターテイメント性抜群、ネタ要素満載と一度は見ておきたい彼らの来日公演に行ってきたのでライブレポートでございます。
フジでのクロージングアクト
フジロック2010でのクロージングアクトが良かったと聞いて以来ずっと観たいと思っていたアーティストの一人です。さて、16時前に出発し開場時刻の18時ちょうどぐらいに会場についたのだが全然人がいない...
最後にSTUDIO COASTに来た3月のマリリン・マンソンの来日公演と比べると半分かそれ以下ではないでしょうか。
ご覧の通り客入りが心配になってしまうくらい。
客層は男性と女性が半々、あるいは女性が少し多かったくらいで年齢層は高かった、30手前くらいの人も中年の方もちらほらで自分と同じくらいの人はそこまで多くなかったと気がします。
自分は整理番号が600番台だったのだけれども余裕で最前グループ、列で言うと3列目に入ることに成功。
大遅刻
さてお待ちかねの開始時刻19時を回ったのだが時間を過ぎても始まる様子はなく、聞くところによるといつかの来日公演でも40分遅れたとか。まさかそのまさかで40分遅れた、むしろ50分くらい遅れましたた。
ギターとマイクのサウンドチェックがなかなか始まらないなと思ってたら7時20分くらいからやっと始めたときは呆れ半分で笑ってしまいました。
[セットリスト]
Any Which Way
Keep Your Shoes On
Baby Come Home
The Skins
Kiss You Off
Inevitable
Take Your Mama
Running Out
Year Of Living Dangerously
Let's Have A Kiki
Skin This Cat
Mary
Comfortably Numb
Invisible Light
Shady Love
I Don't Feel Like Dancin'
-アンコール-
Only The Horses
Music Is The Victim
待たされること50分、前触れなくライトが落ちて鳴り響くサイレン。
これは待ちに待ったAny Which Wayであります。
間近で見るアナはとんでもなくセクシーで、ここまでセクシーな人間にいるのかと言うくらい音楽界でもかなりのレベルではないでしょうか。
プロのパフォーマンス
そして肝心のライブの感想は正直申し上げると僕はちょいと不完全燃焼でしたorz単純にポップスのライブがロックのに比べると激しくはないから物足りなさを覚えたというのもあるかな。ポップスのライブが初めてだから他がどんな感じか知らないんだけどお客さんも随分と大人しい方が多かった印象。
僕が見ていた場所は前列ながらもかなり動きが少なくて反対のブロックの方が盛り上がっているように見えたからそちらに行くべきだったかな、とも思ったりしてます。
感心したのはライブが完成された1つの形に従ってスムースに進んでいるように見えた点で、花火やライトの派手な演出はないもののダンスと一つ一つの動きで魅せる事が出来るのは彼らの良いところ。相当場数を踏んでいないとあそこまでムラのないパフォーマンスは見られないのではないかと思います。
一方ですべての曲がキャッチー、ダンサブル(彼らの音楽はここが売りなのだが)な上に間に挟むバラードでライブが抜群に締まるわけでもなく、実際自分は中盤ダレてしまいました。
圧倒的なキラーチューンがないという点も彼らの惜しいポイント。
ワレワレハ、シザーシスターズデース
そして忘れてはならないのが彼らの強烈な個性一つはアナが良くしゃべる事。
お馴染みの「ワレワレハ、シザーシスターズデース」は2回くらい言っていたし長めの日本語も随分上手に話す。
「キョウハ、ワタシタチノショーニ、オコシイタダキ、アリガトウゴザイマス」に至っては敬語、しかも発音は完璧。
お約束となってきた震災へのお見舞いコメントもいただいた、「日本に愛を届けるために何度も何度も戻ってくる」って、嬉しいですね。
更にアナ曰く日本は「マジカル・ランド」で文化やら人やら映画やら全てが素晴らしいらしく中でもプラスチック製の小物に関しては素晴らしすぎるらしい。
極めつけはライブが終わるとき（アンコール前だったかも）にアナが感謝を述べたのだけど最後に「コンバンハ！」ってアナが言ったシーン、知る人ぞ知るサマーソニック2003のレディオヘッドと同じですねｗ
一方でジェイクはキレキレである、至近距離から見るともっと男前、これは男からモテるのも納得です。
衣装はそこまで奇抜なのは登場しなかったけど前は普通のズボン、後ろは網タイツのわけわからん奴は登場しました笑
あとなんだろうな、ジェイクがアナに乳首をイジられると言うプレイが笑
これはエンターテイメント
総括としては面白いシーンもあって彼らのエンターテイナーとしての力量は感じる一方、音楽の面では掴みどころに欠けてしまうライブだったかな。期待値が高かっただけにそれに及ばなかったのが残念だったけど、親しんだ彼らの曲を生で聞くことが出来たのは本当に良かったしこれからも追っかけて行こうと思えるライブになりました。
そして終演後にはピックをゲット！
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| ベイビーダディの名前入り |
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