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どうも、リアル生活が忙しいというか、充実というか、とりあえず忙しくて長らく新しい記事を投稿できずにいて、気が付いたら最後の投稿から1ヶ月以上も経っていました。
相変わらず洋ロックを楽しんでいますが、先日リリースされたThe 2nd Lawの影響もあり、今は再びMUSEにどっぷりと浸かっている状態です。1月にたまアリでの来日公演も決まり、期待も出費(!)も高まるわけであります。
・The 2nd Law
2chや周りのMUSEファンの意見、あるいはAmazonのレビューなどなどを総括して、この作品の大方の評価は良くありません。
多くの人が感じるようにファンの求めるMUSEの音楽ではないというのが意見が多く見られます。
・トラック4以降がどうしようもなくダメ
・ポップすぎ
・UnsustainableとIsolated Systemのインストが数合わせに思える
・クリスがボーカルの曲にがっかり
今までの彼らに比べてポップすぎるという点、ファンクっぽいPanic Stationがその象徴です。
クリスがボーカルを務めた曲に真新しさを感じられない、という意見も一理あると思います。
しかし、実はこのアルバムは言われているほど悪くないのというのが僕の感想です。
Animals以降のトラックは確かに酷いけれども、トラック順が変われば全体の完成度としてはもう少しマシな評価を得られるのではと思います。
前作、The Resistanceがコンセプトアルバムになっていただけに、曲に一貫性が見られました。
一方、今作は曲ごとにテーマや曲の調子が異なっているので、これまでのアルバムで言えばBlack Holes and Revelationsに近いと言えます。
多様な音楽性を見せるB&HからMUSEを好きになった自分だからこそなのかもしれませんが、「MUSEがこういう音楽をやったらどうなるのだろう?」という面白い実験みたいなアルバムであると感じました。
-Supremacy
曲のアイディアは前作がベースと感じます、これはマシューが雑誌でも語っていました。
激しいギターリフ、ファルセットボイスは初期を彷彿させるが、曲の構成はThe Resistance期の物。
なんといってもマシューのファルセットボイス、こいつがずっと聴きたかったのです。
-Madness
ダークな曲調だがとてもキャッチーな曲で面白い、お気に入りです。
「過剰の美学」から余計な物を切り落として、コンパクトにまとめたいい曲だと思っています。
-Panic Station
衝撃的だったという言葉がふさわしいと思います笑
最初は受け入れ難いとは思いますが、ここまで明るい調子の曲がMUSEにはなかったのだから、1曲くらいあってもいいでしょう。Franz FerdinandをMUSEにやらせたような感じ、というのが第一印象です。
-Prelude & Survival
Uprisingの弟の様な曲。
五輪の公式曲になっただけあって、心が鼓舞される感じがして、好きです。
-Follow Me
この曲以降が今作の問題点でしょう。
歌詞は安っぽいラブソング、曲調もありふれたものです。
でも、なんというか僕はこの曲を聴くと心が躍るというか、駆け出したくなるような気持ちにさせられるんですよ笑
なんでかわからないんですけど、嫌いになれなくて毎日聴きたくなります。
-Animals
後半、一瞬盛り上がるシーンがあるものの、そのままのMAXの盛り上がりとは向かわずにラストへと到達する曲。
最初は「ラストでもっと盛り上がれば・・・」という風にも考えたが、今のMUSEはあえてその方向へ進む事を避けているように感じる。
この曲は皆さんが聴いて、それぞれに良し悪しを付けてもらいたいと思います。
-Explorers
縮小版Invincibleである、間違いありません。
メロディも似ているし、本家Invincibleで十分でございます。
-Big Freeze
完全にU2、誰が聴いてもU2と言うと思う。
前作の2曲目、Resistanceと同じようにコメントに困る曲。
ただResistanceのほうがマシと言えるでしょう。
-Save Me
これもコメントに困ります。
曲のテーマもクリスのアル中であるだけに、ずいぶんとパーソナルで感情的な曲。
1stアルバムのShowbizもパーソナルなテーマという点ではこのアルバムの一部の曲と一致するのだけれど、1stの方は「抑えきれない激情を音楽にぶつける」姿勢があって、好きでした。もちろん、彼らももう若くはないのだから仕方はないと言えるのですが。
-Liquid State
フーファイターズっぽくて、前作のUnnatural Selectionに少し似ています。
クリスがボーカルを努めるという真新しさもあるのだから、もっと激しいのをやってほしかったとも思うが、高望み過ぎかな。
-The 2nd Law : Unsustainable
インストだからノーコメント・・・というわけにはいかない。
この曲をアルバムの先頭に持ってくるだけで、多くの人のこのアルバムに抱く印象を変えられたんじゃないかな。
どうして最後にもってきたの?と聞いて見たくなりますね。
-The 2nd Law : Isolated System
上にも書いたけど、Unsustainableを1曲目に据えて、この曲で締めていればこのアルバムはもっと見栄えの良いものになったに違いないのでは。
Isolated Systemの曲自体、結構カッコ良いのはグッド。
以上に色々と僕の意見を述べさせていただきました、僕はこのアルバムが巷での評価程は酷いものだとは思っていませんし、上に述べたように彼らの様々な音楽的側面が垣間見え、面白く感じられます。しかしながら、僕を含めてファンが彼らに求めるのはポップさではない、というのもまた事実ですから、皆さんと同じようにアルバムを通して物足りなさを感じています。
皆さんも感想等があれば是非コメントを頂きたいと思います。
The 2nd Lawを聴きました。
2012/11/18
音楽雑記
どうも、リアル生活が忙しいというか、充実というか、とりあえず忙しくて長らく新しい記事を投稿できずにいて、気が付いたら最後の投稿から1ヶ月以上も経っていました。
相変わらず洋ロックを楽しんでいますが、先日リリースされたThe 2nd Lawの影響もあり、今は再びMUSEにどっぷりと浸かっている状態です。1月にたまアリでの来日公演も決まり、期待も出費(!)も高まるわけであります。
・The 2nd Law
2chや周りのMUSEファンの意見、あるいはAmazonのレビューなどなどを総括して、この作品の大方の評価は良くありません。
多くの人が感じるようにファンの求めるMUSEの音楽ではないというのが意見が多く見られます。
・トラック4以降がどうしようもなくダメ
・ポップすぎ
・UnsustainableとIsolated Systemのインストが数合わせに思える
・クリスがボーカルの曲にがっかり
今までの彼らに比べてポップすぎるという点、ファンクっぽいPanic Stationがその象徴です。
クリスがボーカルを務めた曲に真新しさを感じられない、という意見も一理あると思います。
しかし、実はこのアルバムは言われているほど悪くないのというのが僕の感想です。
Animals以降のトラックは確かに酷いけれども、トラック順が変われば全体の完成度としてはもう少しマシな評価を得られるのではと思います。
前作、The Resistanceがコンセプトアルバムになっていただけに、曲に一貫性が見られました。
一方、今作は曲ごとにテーマや曲の調子が異なっているので、これまでのアルバムで言えばBlack Holes and Revelationsに近いと言えます。
多様な音楽性を見せるB&HからMUSEを好きになった自分だからこそなのかもしれませんが、「MUSEがこういう音楽をやったらどうなるのだろう?」という面白い実験みたいなアルバムであると感じました。
-Supremacy
曲のアイディアは前作がベースと感じます、これはマシューが雑誌でも語っていました。
激しいギターリフ、ファルセットボイスは初期を彷彿させるが、曲の構成はThe Resistance期の物。
なんといってもマシューのファルセットボイス、こいつがずっと聴きたかったのです。
-Madness
ダークな曲調だがとてもキャッチーな曲で面白い、お気に入りです。
「過剰の美学」から余計な物を切り落として、コンパクトにまとめたいい曲だと思っています。
-Panic Station
衝撃的だったという言葉がふさわしいと思います笑
最初は受け入れ難いとは思いますが、ここまで明るい調子の曲がMUSEにはなかったのだから、1曲くらいあってもいいでしょう。Franz FerdinandをMUSEにやらせたような感じ、というのが第一印象です。
-Prelude & Survival
Uprisingの弟の様な曲。
五輪の公式曲になっただけあって、心が鼓舞される感じがして、好きです。
-Follow Me
この曲以降が今作の問題点でしょう。
歌詞は安っぽいラブソング、曲調もありふれたものです。
でも、なんというか僕はこの曲を聴くと心が躍るというか、駆け出したくなるような気持ちにさせられるんですよ笑
なんでかわからないんですけど、嫌いになれなくて毎日聴きたくなります。
-Animals
後半、一瞬盛り上がるシーンがあるものの、そのままのMAXの盛り上がりとは向かわずにラストへと到達する曲。
最初は「ラストでもっと盛り上がれば・・・」という風にも考えたが、今のMUSEはあえてその方向へ進む事を避けているように感じる。
この曲は皆さんが聴いて、それぞれに良し悪しを付けてもらいたいと思います。
-Explorers
縮小版Invincibleである、間違いありません。
メロディも似ているし、本家Invincibleで十分でございます。
-Big Freeze
完全にU2、誰が聴いてもU2と言うと思う。
前作の2曲目、Resistanceと同じようにコメントに困る曲。
ただResistanceのほうがマシと言えるでしょう。
-Save Me
これもコメントに困ります。
曲のテーマもクリスのアル中であるだけに、ずいぶんとパーソナルで感情的な曲。
1stアルバムのShowbizもパーソナルなテーマという点ではこのアルバムの一部の曲と一致するのだけれど、1stの方は「抑えきれない激情を音楽にぶつける」姿勢があって、好きでした。もちろん、彼らももう若くはないのだから仕方はないと言えるのですが。
-Liquid State
フーファイターズっぽくて、前作のUnnatural Selectionに少し似ています。
クリスがボーカルを努めるという真新しさもあるのだから、もっと激しいのをやってほしかったとも思うが、高望み過ぎかな。
-The 2nd Law : Unsustainable
インストだからノーコメント・・・というわけにはいかない。
この曲をアルバムの先頭に持ってくるだけで、多くの人のこのアルバムに抱く印象を変えられたんじゃないかな。
どうして最後にもってきたの?と聞いて見たくなりますね。
-The 2nd Law : Isolated System
上にも書いたけど、Unsustainableを1曲目に据えて、この曲で締めていればこのアルバムはもっと見栄えの良いものになったに違いないのでは。
Isolated Systemの曲自体、結構カッコ良いのはグッド。
以上に色々と僕の意見を述べさせていただきました、僕はこのアルバムが巷での評価程は酷いものだとは思っていませんし、上に述べたように彼らの様々な音楽的側面が垣間見え、面白く感じられます。しかしながら、僕を含めてファンが彼らに求めるのはポップさではない、というのもまた事実ですから、皆さんと同じようにアルバムを通して物足りなさを感じています。
皆さんも感想等があれば是非コメントを頂きたいと思います。
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About
2009年夏に当時高校生だった私の洋楽好きが高じて、立ち上げたブログです。現在は大学生になりましたが、洋楽ロックへの情熱は未だ冷めておりません。このブログでは和訳やライブの感想、アーティストに関する事を中心に記事を書いていきます。またページを一番下までスクロールすれば、カテゴリ一覧がありますのでご活用下さい。
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